「コンプレックス」とは?
今日のキャリアセミナーは、株式会社揚羽の米田さん。
私と真逆の就活をしていた。
150社にエントリーシートを出し、最終的には大手企業の内定を30社ももらっていたらしい。
ちなみに私は内定はひとつもない。
センター試験で失敗して、学歴にコンプレックスを抱いて、就活では、見返してやろうと片っ端から大手を受けていたそう。
でも、米田さんは、内定をもらったあとに、「自分がやりたいことはこれじゃない」って気づいたらしい。
そこから、再び就活し、自分のやりたいことを見つけた。
「学歴」をコンプレックスに抱えていた、という理由で、大手中心に就活していた米田さん。
でもここで大事なことを言っていた。
「学歴がコンプレックス」というのは、実は表面的なもので、本当の、コンプレックスに感じる理由は、もっと奥にある。
そう、米田さんの、コンプレックスとは、学歴ではなく、「燃焼できなかったこと」って気づいたそう。
センター試験で失敗はしたけど、センター直前でちょっと気が緩んだのもあったって。
だから、大手から内定をもらうまでのプロセスで、
「睡眠時間を削ってまで、論理的に逆算して、ちゃんと考えて就活に打ち込んだ」
ことで、燃焼できたそうだ。
結果、自分の本当の部分のコンプレックスである、「燃焼」ができたから、ここじゃないって気づけたらしい。
そう、今日のセミナーで思ったことは、
「そのコンプレックスって、表面的なものになっていないか?」
これを、ちゃんと考えることが必要だと思った。
私のコンプレックスというと、
正直、今はコンプレックスに感じているものはない。
でも、過去を振り返ると、
「自分の気持ちを相手に伝える」ことだったと思う。
これは、当時は気付いていなかったけど、大学1年生までの私にとってのコンプレックスと言えば、明らかにこれだ。
これに気づけたのは、私の場合、「克服できたから」かもしれない。
大学で、3人でダンスグループを組んでいたが、女子の3人組といえば、まぁ何かしらが起こるもの。
大学1年の時、それこそ3人の間でいざこざが起ころうとしていたとき、
そのうちの1人が上手にまとめてくれて、結果、何も起きず、私たち3人は、大学生活での最高の仲間になった。
その友達に教えてもらったのは、「伝えることの重要性」
私はあの時、今までと同じように、
「伝えなくてもいつかどうにかなる」とか、「自分が我慢すればいい」とか思っていて、またそうやって逃げようとしていた。
だけど、その友達は、まっすぐ私たちに向き合って、自分の気持ちを伝えた。
そのとき、私は、
「あ、今までこうしてこれたら、人間関係で悩むことは極端に減っていただろうな」って気づいた。
今までの私の学生時代にタイトルをつけるなら、
「出る杭は打たれる」だ。
昔から人と同じがどうも嫌で、あまのじゃくだった。色々人間関係で苦労はしてきたが、(小中学生時代、いじめ、嫌がらせにあった)
でもこれは、自分にも原因があったのだと気づいた。
今までやり返したことは一度もなかったから、自分はえらかった、と自分でこれが正解だと思いこんでしまっていた。
だけど、あのとき、私は、自分の気持ちをちゃんと伝えなかった。
「自分が今大人になれば、いつかは収まる」
とか、
「相手のためにも別に自分がどう思っているか言わない方が良い」
とか思ってた。
違うね。(笑)
自分の気持ちを伝えると傷つくだろうからって、我慢していたのが優しさだと勘違いしていただけで、
本当の「思いやり」は、「ちゃんと自分の気持ちを伝えること(もちろん伝え方を配慮しつつ)」。
じゃないと、相手に伝わらないし、伝えてもないのに、こっちが勝手に我慢して、相手に期待したり、不満抱えたりする。
明らかにそれは自分が悪い!(笑)
そう、大学生のときに、この友達から大切なことを学んだおかげで、
私はそれ以来、人間関係で悩むことが本当になくなった。
過去をこないだ徹底的に思い返したとき、人間関係の嫌な思い出ばかりが出てきてしまっていたように、私は、人間関係で相当悩んできたらしい。
だけど、この「伝える」大事さを知って、できるようになってからは、
今まで私の周りにあった、「人間関係でのゴダゴダ」というノイズが、スッとなくなった。
だから、それから自分のやりたいこと、感情、心に素直に生きてこれたんだと思う。
自分らしく、今生きられてるのは、多分、私の周りの「私にとってのノイズ」をちゃんと取り除いたから。
好きなものに集中するために、いらないものを排除する、ミニマリストみたいな感じ!(笑)
そう!だから私は今、楽しい☺️
今日、「コンプレックス」について、ちゃんと奥底まで振り返って、消化できたからよかった。
私は本当の意味で、「コンプレックス」を解消したし、解決する術を今は知っている。
今日もいい学びになりました👏