LOHAS会にて、思ったこと
今日は、「LOHASに興味がある人で語ろう!」
という会で、みんなでオンライン通話をした。
LOHASとは、、
「Lifestyles of Health and Sustainability」の頭文字をとったもの。
健康で、持続可能なライフスタイル という意味。
同じ研究室で、トビタテでアフリカに留学してたフルタクって友達に、就活について相談してたときに「繋げてあげるよ!」って言ってくれたのがきっかけ。
そのときは、正直どんな会になるのか全然想像がつかなくて、んん〜〜って感じだったけど、結論、企画してくれてありがとうって全力で感謝してる!
フルタクが繋げてくれたから今日の6人の人たちと出会えたし、いろんな話ができて本当によかった!
今日集まってくれたのが
トビタテでヨーロッパに行ってて、「モンペガール」として一方的にその頃から知ってたハルキちゃん
私が憧れてるファーマーズマーケットで運営として働いているりほちゃん
佐賀大学の後輩で、ヨーロッパにいる時の私のブログを読んでくれていたなつきちゃんと、その友達のえりちゃん
静岡から参加してくれた、農業を学んでいるまなちゃん
オーガニックコスメとかに関心を持っているゆいなちゃん
フルタク様様だ〜〜
それぞれ勉強してることとか、知識もやってることも目指していることも違うけど、
どこか共通しているビジョンとか考え方、共有できた知識もたくさんあって、本当に出会えてよかったなって思った。
みんなで話してて思ったことは、手段は違うけど、理想とする世界観に共通しているものが多くて、「持続可能性」はやっぱり今日のキーワードだったと思う。
オーガニックの話から始まったけど、オーガニックって
「農薬を使っていないもの」 って、簡単にひとことで言い切れるものじゃない。
私は、なんで野菜とか作って生産してるのは東京とかの都会じゃなくて田舎なのに、オーガニックの野菜とか食材は都会の方が手に入りやすいのかが疑問で。
長崎に住んでて、オーガニックの食材を取り扱ってるところは多いわけでもないし、探すのは簡単じゃない。
なのに、東京とか京都はオーガニックの専門店とか、取り扱っているところが多くて、探すのは田舎よりも簡単なんじゃないかって思ってて。
このことを話してみたら、田舎の農家の人たちのことをよく知っているハルキちゃんがいろいろ教えてくれた。
田舎は、農家の人たちの高齢化がやっぱり進んでて、もちろん地域とかによると思うけど、農協とかの組織が強い傾向にある。
農薬を使うことを勧められるし、無農薬の農業をしようとなると変な目で見られたり、嫌がらせとかもあるらしい。
ハルキちゃんも言ってたけど、私も、
オーガニックがよくて、慣行農業が悪いとか、そういうことを言いたいんじゃない。
ただ、その人がやりたい、って信念があって起こしてる行動に対して、いろいろ言葉で攻撃、制限したり、そこを邪魔するのは絶対に違うと思う。
それぞれ人の数だけやりたいことがあって、やっていいはずだし、もっと尊重し合うべきだと思う。
これは農業がどうのこうのの話以前に、社会で生きてく上で必要なことで。
学校でも、会社でも、どこでも、価値観を押し付けるんじゃなくて、みんなが認め合って尊重できれば解決できる問題、そもそも起こらない問題なんて山ほどあるのに、って思う。
りほちゃんの話を聞いていて思ったことは、
「生産者の思い」に対して、注意力が自分も足りてなかったなって思った。
オーガニックじゃなくて、減農薬にしているのには理由があって、
「減らしてるけど農薬使っているんでしょ」っていうスタンスをとって、突っかかるのは違うと思った。
農家さんは適当に野菜を作ってるんじゃなくて、思いがあって野菜を作っている。
その思いを無視して、自分の基準でしか物事を見ないのは違う気がした。
オイシックスっていう野菜直販サービスがあって、ちょうどセブンルールに社長さんが出てたけど、あの人は本当にすごい人だと思う。
でも、私がオランダでインターンしてた野菜直販の会社と比べると、まだまだ改善すべきところはあるのかなって思った。
農家さんの思いもちゃんと届けて、対価が払われるような仕組み作りをしていることは本当にすごい。
だけど、野菜ひとつひとつはプラスチックに包まれているし、全国から集まった野菜を全国に配送している分、鮮度が落ちてしまうこと、
ここらへんの課題はあるなって話してて思った。
私が働いてたところは小規模だけの配達にしていて、プラスチックで一個ずつ包装なんてしない。
そのまま野菜が入れられてるし、次配達するときには段ボールが戻ってくる。
だからずっと使える限り、使いまわしている。
でも日本人のニーズ自体が「きれいな野菜を求める」だし、日本で戦っていくには日本のニーズを無視していたらビジネスとして成立しない。
土がついた野菜より、きれいな野菜の方が売れてしまう。
だけど誰かが変えていかないと、これが当たり前になって根付いてしまう。
今小さい子供たちにとっては、今見えているものがその子たちの当たり前になって形成されていく。
きれいな野菜が当たり前になってしまったら、これからもっと土のついた野菜は売れなくなるし、農家さんもこのニーズに合わせなくちゃいけなくなって、悪循環が生まれてしまう。
何かおこせるアクションってないのかな、
どうにかこの現状を変えていける手段があるはずなんだろうけど、思いつかない。
私が思っているのは、
「買うことは、投票と似ている」っていうこと。
いいと思った商品、これからもっと出てきて欲しいって思った商品を「買え」ば、これは、その人たちを応援していることにつながる。
ちゃんとしたところで、ちゃんとしたお金が回っていく。
これが理想のサイクルだと思う。
安いからって理由だけで物を買ってしまえば、その部分のニーズを上げることにつながる。
消費社会の日本だから、日本に住んでいるんだから、
私たちの「消費行動」を見直すべきだと思う。
投票も一緒で、一人の票なんてって思ってちゃもうどうもできない。
本当小さいことなのに変わりはないけど、できる人が、気づいた人がアクションを起こさないと変わっていかない。
私は今「発信」をとりあえず頑張ろうと思っている。
誰か一人でも気づいてくれるように、そのきっかけづくりができるように!
みんなで頑張ろう😳🤝!!!