Yuki granger

ユーキのまいにち!

オランダとドイツで1年間オーガニックを勉強していました。「LOHAS (Lifestyles of Health and Sustainability)」な生き方を。 毎日楽しく、幸せに暮らす、わたしの毎日の日記です。

初の一次面接

 

こんにちは。

 

昨日、人生で初めて、就活においての一次面接というものを受けました。

 

今まで私は面接を受けたことがあるのは

高校受験、トビタテ留学japan、海外農業研修、この三回です。

 

 

高校受験の面接は、生徒3人の集団面接でした。

好きな科目はなんですか?という問いに対し、隣の子たちが「数学です」「英語です」と、素晴らしい理由と共にハキハキと受け答えしている中、

「体育です。体を動かすことが好きです。」と最後に答えたのを覚えています。

 

 

トビタテ留学japanの面接では、

「私服、髪型問いません。個性を出しに来てください」というようなスタンスだったので、

 

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この、ヒッチハイク日本一周をした時の格好そのまま、

笠をかぶり、「佐賀県」と堂々と書かれたTシャツを来て面接に行きました。

 

面接官の方は、「その格好できたの?!」と聞き、

「はい!駅からずっとこの格好で歩いてきました!」と答える私に、すごくびっくりしながらも、笑いながら私に話してくれ、緊張しながらもちゃんと話せて個性も出せてよかった〜、と思ったのを覚えています。

 

 

 

海外農業研修の面接では、役員さん5名に私一人、という形式でした。

これは佐賀県代表として推薦をもらうための面接で、これをくぐれば本面接、というものでした。

トビタテの面接で個性を評価されたことを嬉しく思っていた当時の私は、「面接というものはありのままで行けばいい」と思い込んでいました。

そして佐賀県庁の農林水産課に授業が終わって直行し、面接を受けました。

 

その時は6月で、雨が降っていたので私はサンダルを履いていました。

そして授業の格好のまま行ったので、

「半袖Tシャツにジーパン、おまけにサンダル」

という、今思えばふざけた格好で佐賀県庁にズコズコと入って行ったのでした。

 

面接が始まり、淡々と質問に答え、最後に総評を聞いている時、一人の役員さんが

「本面接では、きちんとした格好で行かれた方がいいと思います。」

といって、初めてそこで自分がやばいことに気づきました。

 

私のために面接をしてくださっている役員さんたちはみんなスーツを着てしっかりしていて、言われてはじめて、自分の格好が恥ずかしく、失礼であることに気づきました。

入った瞬間に気づくべき、というかそもそもちゃんとした格好でくるべきでした。。

でもやばいことに入ってすぐ気づいていたら、気が気じゃなくなって面接どころじゃなくなっていたはずなので、そこはなあなんとも言えず、、って感じです。

 

 

 

 

というわけで、私の面接経験は無いに等しいです。

 

そんな中、昨日はじめて、就活の一次面接を受けました。

「ものすごく行きたい!!!」と思ったというよりかは、企業理念が面白かったので受けてみようといった感じでした。

 

そうはいっても緊張していて、少しソワソワしました。

 

私の他にもう一人、髪をきっちり後ろで縛って、就活メイクと言われているものをちゃんとしていて、綺麗な人が一緒でした。

人事の方と3人で始まった面接。

人事の方が、「では、よろしくお願いします。」といったのに対して、

「よろしくお願いします。」という私の隣で、「本日は、よろしくお願い致します。」と返していたもう一人の方の言葉に「ハッ😦」ってしました。

 

(私はものすごく、敬語が得意じゃなくて、謙譲語とかも使い方が正直わかりません。)

 

 

「何故、この会社を選ばれたのですか?」という問いに対し、まず私から答えました。

 

「この会社の理念が面白いと思ったからです。〜〜〜」

という感じに始め、話終わりました。

 

そして次の人が

「私が、御社を志望した理由は〜〜〜」

と始め、またここでハッとしました。

 

会社のことを、「御社」というのを忘れていました。

一瞬、😨 って顔になりましたが、今日ここで気づけてよかった、と切り替えて、次の質問に移りました。

 

 

 

次の質問は、「大学時代に、一番力を入れて取り組んだことについてのエピソードを話してください」でした。

 

私はエピソードを探すべく、必死に考えてようとして、そしたら隣の人がすぐ手を挙げて答えていました。

「大学時代に所属していたゼミで、リーダーシップを取り、100人規模のイベントを成功させました。〜〜〜」

と答え、すぐこんなエピソードが出てくるなんてすごい!!!とシンプルに圧倒されました。

 

でも、そんな暇はないのでその人が話している間に必死に考えていました。

が、いくら考えてもエピソードが出てきません。

 

 

大学時代、「これ!!!!」と言えるほど何かに取り組んだことがなくて、話せることがありませんでした。

そして私の番が回ってきたので、

 

「私は正直、「これをやりました!」と言えることは今までしてきていません。が、自分の心に素直に、その時にやりたいと思ったことはすぐやってきました。」

 

と正直に答えました。

 

 

そこから、人事の方がいろいろ聞いてくださったので、ヒッチハイクの話や、留学していた時の話をしました。

 

 

正直、メチャメチャな面接で、一緒に受けていた人も

私の準備不足さというか、金髪のまま受けてるし、なんだこの人は、って感じだったと思います。

 

でも、いろんな意味でいい経験になりました。

1時間でこんなに疲れるのか、と思いました。

 

 

 

この後、この面接のことをインスタのストーリーに書きました。

そしたら、頑張ったことって聞かれても何もなくて、何もないですって正直にいってしまったことに対して、思いがけない意見が飛んできました。

 

それは、仲良くしてくれている同じゼミの後輩からで、

ヒッチハイクとか頑張ったことなんていくらでもあるでしょ!」ってきたけど、

ヒッチハイクは確かにやったけど、あれはただただ楽しかった旅で頑張ってはない〜〜」と返しました。

 

すると、

「ゆうきさんの強みは頑張ることを楽しめることじゃない?普通日本一周なんてクソほど頑張らないとできないから!」

 

って返ってきて。

私はこれにびっくりして、素直に嬉しかったです。

自分がこう思っていることって、違う人からしたらこういう捉え方だってあるのか、って、私からしたら、考え方の点で大きな発見で。

 

確かに、頑張ったことはないかもしれないけど、

私と同じことをやった人の中には、これを頑張ってやったって思う人もいるんじゃないかって思うようになりました。

 

 

人に話すことで学ぶことって本当に大きい。

人に話したりすることで自分の頭の中が整理されていくなぁって思いました。

面接を通して、自分が今まで頑張ってきたことってなんだっけ、って考えれたし、自分が知らなかった考え方を発見できたり。

 

 

就活ほど、自分に向き合ういい機会はないと思いました。

いろんな人と話すことはいいことだっていってる大人の人の発言の意味が少し分かった気がします。

 

人は毎日成長しますね、少しづつでも。

これからも頑張ります!