【わたしの夢】
こんにちは、ユーキです。
私は昨年の春から、「海外農業研修プログラム」に参加し、オランダで半年間、ドイツでは3ヶ月ずつ、二ヶ所の農家にファームステイをし、丸1年間研修をしてきました。
3月に帰国し、現在2ヶ月が経ちました。
私は今年、休学を延長することにし、現在アルバイトをしながら実家で暮らしています
1年間で感じたことは想像もつかないくらい色んなこと、たくさんで、自分が何に興味があるのかがほんの少しだけわかった気がしました。
自分が将来どうなりたいか、何をしたいかを 時間をかけてもっと考えるために「休学」を選択しました。
興味のある分野を、少しでも自分の強みにできるよう、
この1年間は、たくさん本を読んだり、勉強したり、自分が興味のある講演会やイベント、インターンなどに積極的に参加するための時間にあてます。
そして、今年中にナチュラルフードコーディネーターの資格をとります。
そしてつい2週間前、長崎でとあるイベントに参加しました。
ゲストハウスや、アドレスホッパー、コワーキングスペース関連についてのイベントで、知らないことだらけでとても面白く、刺激を受けました。
そしてそこで、色んな人と話したりして
「今日はなんでここにきたの?」
と聞かれ、自分の将来ぼんやり描いている夢を語りました。
すると1人の男性から、「これ紹介してあげるよ!」
と、教えてもらったのが
第28回「地域と生きるゲストハウス開業合宿」
http://earthcube.jp/2019/05/19/gh28/
でした。
この合宿についての詳細を見てみると
ゲストハウス開業のノウハウ、コンセプトづくりから経営面に至るまで、少人数形式できめ細やかにアドバイスが受けられる。
現在、合宿卒業生が100カ所以上のゲストハウスを開業し、全国で最も開業率が高い合宿
とのこと。
今まで自分はぼんやりと夢を描いてきてて、現実的な部分はまだ一切考えきれておらず、ただ漠然としていただけでした
夢を現実にするための知識などが全く足りていない今の私にとって
この合宿は開業のノウハウや経営面、資金集めや収支、集客、発信などについて学べるという、もう絶好の機会です。
このタイミングでこの合宿に出会えたことに何か、すごく意味があると感じています。
この合宿は少人数制なので、応募すれば参加できると言うわけではなく、応募フォームをもとに選考が行われ、合否の結果が出るというものでした。
応募フォームには、具体的に将来どういったゲストハウスがやりたいのか、それにかける思いなどを記述する欄がありました。
私は迷うことなく、とりあえず素直な自分の思いを書きました。
そして後日、結果が届き、、、
なんと「合格」の通知が。
参加させてもらえることになったのです。
メールを見たときは一気に嬉しくなりました。
でも、それと同時に書かれていたのは
68000円の参加費と2週間後に迫った振込期日。
アルバイトをしながら生活していますが、短期間でこのお金を用意することは正直できず、
今回 polcaで支援を募らせていただくことを決めました。
支援をしていただいたお礼として
将来夢を叶え、ゲストハウス&オーガニックカフェをオープンした際に、
「ゲストハウスに一泊」と、「カフェでの朝ごはん」のどちらも無料でいつでも提供させてください。
そしてここからは、現時点での私が描く
将来やりたいゲストハウス&オーガニックカフェについて詳しく書きます。
そもそも私がなぜゲストハウスをやりたいと思ったかというと、
それは大学2年の春休みに、友達と2人で行った「日本一周ヒッチハイクの旅」がきっかけです。
私たちは1万円ずつだけを持ち、旅をスタートしました。
「お金がなくなったら踊ってお金を稼ごう」
という計画でした。
47都道府県を全部回るルートを計画し、結果、計画したルートで全ての都道府県を回ることができた、39日間の旅でした。
この旅で私が一番感じたのは「人との出会いは宝物」だということです。
私たちに初めて会ったのにもかかわらず、差し入れをくれる人、ご飯に連れて行ってくれる人、予定の道を変更して私たちの目的地まで送ってくれる人、家に泊めてくれる人、、、
なんでこんなにも優しくしてくれるんだろう、と何度も人の暖かさに、嬉しくて泣きそうになりました。
私たちは出会った人みんなに
名前、連絡先(許可があれば)、夢を、スケッチブックに描いてもらっていました。
この旅が終わる頃には、スケッチブックは3冊にもなっていました。
出会ったとき、私たちの連絡先とブログのURLを載せた名刺を渡していたのですが、
ブログの更新を毎回楽しみにしてくれている人や、応援や心配のコメントをくれる人がたくさんいました。
1万円しか持たずに出発したのにもかかわらず、旅の3分の2が終わる頃までお金がなくなることはありませんでした。
正直いうと、私たちが日本一周をしたのではなく、日本一周を「させてもらって」いました
そして私たちは、周りの人にずっと助けられ、無事に旅を終えることができ、
ダンスで稼いだお金で、出会った人たちと一緒に撮った写真を印刷し、便箋、切手を買い、写真入りの手紙を、お世話になった人達へ送りました。
これだけでは感謝はほんの少しも足りもしませんでしたが、一枚一枚、気持ちを込めて手紙を書きました。
すると、お世話になった色んな人たちから、お返事がたくさん来たのです。
この旅をしていなければ出会うことはなかったかもしれない人たち。
あのとき目的地が少しでも違っていたら、掲げた場所、タイミングが違ったら、この人たちとは出会うことはなく、まるっきり違う旅になっていたのかもしれない
そう思うと、人との出会いって本当にかけがえのないものなんだな、と強く実感しました。
この、お世話になった人たちは私たちは一生忘れることはありません。
2年経った今でも、時々、連絡を取らせてもらっている人たちもいます。
この旅を通して、私は「人との出会いを大切にしたい」と強く思いました。
そして同時に、私が人から受けたやさしさ、暖かさを、次は私が色んな人に送りたい、と、
人との出会いが生まれる、暖かいゲストハウスをやりたいという夢ができました。
そして私の理想は、
一階はオーガニックカフェ、二階はゲストハウスで、目の前には多品目の西洋野菜が並ぶちょっとした畑。
一階のオーガニックカフェでは、使用する素材はできるだけ地産地消にこだわり、「ベジタリアン・ビーガン食」を美味しく楽しめる、がコンセプトです。
朝収穫した採れたての野菜を、美味しく、楽しんで食べてもらえるようなカフェにしたいです。
そしてゲストハウスに宿泊してくれた人は、ここで野菜たっぷりの朝食やブランチをとることができるそんな場所。
そして私が大切にしたいのが、野菜の「旬」です。
旬の時期に食べる野菜は本当に美味しいので、時期によって使う野菜、メニューを変え、一番美味しい時期の野菜を、楽しんで美味しく食べてもらいたいです、
そして「ベジタリアン・ビーガン食」をコンセプトにしたい理由は、もっと日本でこれらを広めて行きたいからです。
私が最初に半年間研修をした、オランダの農家での経験は、私にとって本当に大きなものでした。
多品目の西洋野菜を育てていて、栽培方法はもちろん、畑の土、堆肥の作り方から教えてもらいました。
そして何よりここで私が影響を受けたのは食生活です。
シャウラ(奥さん)の作るご飯は、完全オーガニックで、ベジタリアン食。
そしてこれが本当にすべて絶品で、本当に全部美味しかったんです。
毎日ご飯が楽しみでしかなかったです。
ここに来るまで、全く触れてすらこなかったベジタリアン、ビーガンという分野。実際に半年間、オーガニック、ベジタリアンの食生活を体験した上で、本当に自分自身、「本当にいい」と自信を持って言えるようになりました。
ベジタリアンがもっと日本に増えてほしいというより、レスミート(肉の消費を減らす)に貢献したい。
ここにきてくれた人がレスミートに少しでも興味を持ってくれたり、週に一回だけでも肉食べない日作ろうかなとか、そういう、本当に少しのきっかけを作れたら、と思っています。
つまりまとめると、
ベジタリアン食って本当に環境にも体にも良くて、美味しくて満足感もあるんだ!野菜だけでもこんなに美味しく食べれるんだ!!
って、私がオランダで感じた感動を共有したいんです。
人は、食べたものからできています。
私は食べたものが、体に与える影響って本当に大きいと思っています。
私自身、もともと生理痛がひどかったのですが、オーガニック、ベジタリアンの食生活を始めて以来、生理痛が一切なくなったり、
他にも、肌の調子や腸内環境がよくなったり、イライラを感じることが極端に減ったりと、実際に感じたことがたくさんありました。
そして帰国して、
自分が勉強したい、と興味を持った分野について、図書館にこもり、たくさん本を読んだり、調べたりしました。
化学調味料、食品に含まれる成分、野菜の持つ効能、栄養やファスティング、肌のトラブル、風邪、生活習慣病、癌などの病気や、日本人の食生活など、、、
そして最終的に行き着くのは、「食」って本当に大切だということです。
どんな夢を持って、どう生きて、誰とどんな人生を送って行きたいか、人それぞれ、描くものは違うと思います。
でも共通しているのが、「何よりもまず、健康でいること」
だと私は思っています。
普段そんなに意識はしないかもしれないけれど、健康で生きていることが一番です。
だからこそ私は「食」にこだわりたいんです。
ゲストハウスや旅が好きで泊まりに来てくれた人に、「食」を通した健康、幸福を提供したい。
「食」に興味を持って、食事をしにカフェに来てくれた人に、日本中、世界中からのゲストとの、「出会い」のきっかけを提供したい。
こんな、出会いあふれる、暖かい場所を作ることが今の私の夢です。
どうか支援をよろしくお願いいたします。
中谷優希